1/30(木)渋谷Bunkamuraオーチャードホールで開催された、ジェイミー・カラムのライブに行ってきました。
日本ではあまり知名度が高くない彼ですが、ヨーッロッパや中東あたりでは、女性を中心に爆発的な人気を誇るとか。
僕は10年程前に彼の作品に触れ、当時24歳だった彼の歌とピアノの演奏能力に度肝を抜かれた記憶がある。
そして今回は10年越しの念願が叶い、初のワンマンライブ参戦となった。
まず驚いたのは、彼のスター性!!
これまで映像なんかで、彼のビジュアルについてはよく知ってはいて、端正な顔立ち、どこかいたずらっ子のようなキュートな雰囲気は「さぞかし女性の母性本能をくすぐるんだろうなあ。」
なんて思ってはいたが、生で観る彼は僕の想像を遥かに超えていて、ステージに登場するや一掴みに聴衆を魅了する魅力を備えていた。
例えば、エアロスミスのスティーヴン・タイラーやポール・マッカートニーのような、あの類のものだ。
そして静と動、繊細と大胆、若いエネルギーと時折見せる成熟した大人の色気が折り重なって、ぐんぐん会場を熱狂させていく。
音楽好きの中学生がピョンピョン跳ね回っていたかと思えば、今度はピアノの前に一人で座りハスキーなセクシーヴォイスで色っぽくバラードを歌う。
音楽的にも、ジャズからオルタナっぽいロックまで幅広く、ヴォイスパーカッションまで披露してくれて(これがまた相当上手い!)サービス精神も実に旺盛。
この振り幅、意外性、そして音楽とファンへの愛こそがジェイミーの魅力なんだなあ。
あとはとにかく、歌が上手い。
バラードから、ジャズ系から、シャウト系のロックまで。
こんなに上手い人は、あんまり観たことがない!
男性シンガーソングライターの魅力をギュっと詰め込んだような、凄いヤツでした。
「みんなに是非知ってもらいたいアーティスト!」
と思う反面、あんまり人気が出て武道館みたいな大きな会場で観るようになるのは、ちょっと微妙な気がするな~。
動画はTOYOTAのCMで使用されていた「Save Your Soul」!
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