最近、あるアーティストから音源制作の依頼を受けた。
ライブで使用するギター一本の伴奏のオケの制作。
普段、そのアーティストがライブでやっている弾き語り音源を聞き、そのギタープレイをブラッシュアップするような感じで音源を作って欲しいとの事。
アコースフィアレーベルでのオムニバスに入っている僕の音源を聴いての依頼だったので、正直とても嬉しい。
この二年程、コツコツと積み上げた自宅での制作スキルを活かす事も出来るし。
しかし、やってみるとやはり大変な事もある。
今回の場合、そのアーティストのアコギのプレイをほぼ完コピしなければいけない。
僕にギターのカラオケを依頼するだけあって、ギターよりも極端に歌の方にウェイトが乗っている人なので、正直ハイテクニックなプレイは全くないのだが、その人の持っている良い意味でのクセ、その雰囲気を出すのにとても苦労している。
全部、定石に当てはめてささっと小奇麗に作ってしまう事も出来るが、今回はそれは違うと思った。
そのアーティストの色をしっかり押し出していくには、この作業が必要だ。
その分、時間は掛かるけどね。
人のステージに関わる事が出来るって、やっぱり素敵な事だから。
頑張ろう!
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