そして、その消費主義が環境や人の暮らしに及ぼす弊害。
「よし!それならば、いっそお金を使わずに生きてみよう!」
と壮大な実験を試みた人物がこの本の著者マーク・ボイル氏。
この本は、その一年の金なし生活を赤裸々に綴っている。
そして、ついには一年に及ぶ金なし生活を、化石燃料をもほぼ使用せずに完遂してしまう。
困難、工夫、知恵、希望、充足に満ちた、その冒険小説のような実話に触れ、本書を読み終えると、それまで漠然としか捉えられてなかった現在の消費生活やエネルギーの問題、環境問題、そして持続可能な社会などに対して、もう一歩踏み込んで知ってみたいという欲求が湧いて来た。
彼の真似は、とても出来ないが、持続可能な社会のヴィジョンが少しだけ見えてくるような、それでいてそれに対して前向きに考えようと、そんな気持ちになっただけでも、読んで良かったと思う。
自分と違う意見に対しても、決して否定せず、自分の考えを押し付けもしない著者の姿勢、そしてシェアの精神に基ずく理念にも共感できる。
彼はこの本の売り上げを、更なる実験の為の費用にするようだ。
何でも、お金を必要としないコミュニティを作るとの事。
金なし生活をするのに、お金を使う事に対して、心ない批判も随分受けたみたいだが、やはり土地の購入代金等、準備の段階では必要という事らしい。
彼は理想主義者でも現実主義者でもある。
そんな彼の次なる挑戦を期待を込めて応援したい。
ボイル氏がアイルランドの人なので、動画はアイルランドのバンドU2の「With Or Without You」
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